後日談_Slackのチャンネルのメッセージを1つのチャンネルに集約するSlackボットを作ってみた
OGPサムネ用に画像を先に貼ります。
作成物としては1年前のものですが無事1年運用できたので振り返りの記事になります。
また所属している会社(ランサーズ株式会社)のアドベントカレンダーの時期でしたのでこちらも目を通していただけますと幸いです。
1つのチャンネルに集約するSlackボット
GASの利用枠から漏れずに運用できた
前回の記事でものすごく不穏な記載があったと思い、実際に運用可能なものなのか気になっていた方いると思います。
久しぶりにどのぐらい利用されているのかみたのですが
12000 ~ 11000 / month 500 ~ 700/ day
と上限の URL Fetch calls: 20000 / day とありますが結構まだ余裕がありそうな感じでした。
下記は参考値程度の情報ですが参考になればと思います。
従業員数: 200名 下記の2022年11月14日決算説明資料より
集約対象チャンネル(個人の分報チャンネル): 316個
アクティブなチャンネルかはその時々で変わるのであまり参考にならなそうですね。
とりあえず1日で500 ~ 700 / 20000 の範囲で動かす実績解除しました。
分報以外のチャンネル集約チャンネルを作成した
GASの利用枠が結構あることがわかったので最近は他のチャンネルもまとめるようにしました。
それがサムネにもあるbot_clubsやbot_devだったりするのですが作った意図として チャンネルに参加していないと知り得ない情報がちょくちょくあるな思い、 とはいえそこまでチャンネルに参加するまでもないのでメッセージがみえるものだけが欲しかったので追加しました。
社内Slackの運用的に分報はt_xxxxx、開発用チャンネルはdev_xxxxx、部活動はclub_xxxxxとプレフィックスが決まっているので収集すべきチャンネルが自動的に適応しやすい環境だったので追加もしやすかったです。
チャンネル集約チャンネルあると便利な点として 1つのチャンネルで網羅できるのもあるのですが、 Slackのチャンネル一覧にある機能でセクションを置くのがあると思いますが、 セクションを閉じたままでチャンネルを確認できるようになるのでスクロールさせる無駄がなくなるんですよね。
おまけ
bot_notionチャンネルを作成した
このチャンネル自体はGASによる集約ではなくNotion公式にあるConnect to Slack Channelによる通知です。
Notionの記事をちゃんとツリー構造に管理していたらすべての記事に対して変更やコメントしたものもSlackに流れてきます。
参加できないミーティングでも通知経由に音声がなくてもミーティングに参加しているかのような体験を感じたり、いち早く変更の情報に気づけるのでNotionによるコミュニケーションもありだなと思ってたりします。